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遅くなっても太らない食事

ダイエットのためには眠る3時間前までに夕食を終わらせる、というフレーズを聞くことがありますが、それはなぜなのか、知りたいですよね。

厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、21時以降に食事をしている人が思いのほか多い状況が浮き彫りになっています。20歳代の女性では5人に1人、同男性が3人に1人。30歳代の女性では10%程度と減るのですが、男性については30歳代、40歳代で3人に1人以上の割合で、21時以降に夕食を食べているのが実態なのです。健康には良くないとわかってはいても、どうしても夕食が深夜になってしまう人も多いのが現実のようです。

深夜の食事は体脂肪直結!? その理由とは

●空腹をガマンし過ぎて食べ過ぎる!

たとえば昼食を12時に食べた後、夕食が21時だとすると、約9時間後の食事ということになります。午後たっぷり活動した後は、どうしても空腹になりがち。夕方からおなかがすいたままに帰宅して食事、という方も少なくないでしょう。その結果、夕食時に早食いや、食べ過ぎにつながってしまい、結局カロリーオーバーとなって、太りやすくなってしまうと考えられます。

●遅い時間に摂ったカロリーは、消費しきれない!

一日のトータルのカロリーの中で夕食のウエイトが大きい場合は、夜眠る前に多くのカロリーを摂ることになります。夕食で食べた分のカロリーが使われないまま睡眠時間になり体にも負担がかかるほか、当然太りやすくなる食べ方だとも言えるでしょう。

●体内時計の番人「BMAL1」が脂肪を増やす!?

私達の身体には「体内時計」をつかさどるタンパク質があります。それが脂肪を溜め込んだり積極的に燃焼したりと、時間によって働き方に違いがあることがわかっています(※)。

このタンパク質はBMAL1(ビーマルワン)と呼ばれており、DNAに結合して体内時計が正常に働くようにするタンパク質で、この量の増減により、脂肪の蓄積に変化があります。BMAL1が働くと、夜22時頃から急激に脂肪を溜めやすくなり、深夜2時~4時が脂肪蓄積のピークになるのだそう。逆に午後の15時くらいが最も少なく、最も脂肪になりやすい深夜との差は、何と約30倍なのだとか!

また残念なことに、肥満傾向にある人ほど、昼間のBMAL1の値までもが高いままの傾向にあるとも言われています。この働きに従う場合は、夜20時までに夕食を食べるのが良いですね。夕食は20時以降極力食べず普段からよく噛む癖をつけた食生活をしましょう(^^♪

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