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マクロビ 続き

マクロビオティックの陰陽バランス

マクロビオティックでは、すべてのものに「陰」と「陽」がある、という考え方があります。
陰性とは遠心力・静かなもの・冷たいもの・水分の多いものなどを指します。
陽性とは求心力・動きのあるもの・熱いもの・水分の少ないものなどを指します。
マクロビオティックではこの陰性と陽性のバランスがとれた状態(中庸)を大切としています。

食材の陰陽バランス

陰性の食材とは上に向かってのび、からだを冷やす作用があり、陽性の食材とは地中に向かってのび、からだを温める作用があると考えられています。旬の食材を例にすると、夏のキュウリ(陰性)は、ほてったからだから熱をとり、冬のゴボウ(陽性)は、冷えたからだを温め、わたしたちのからだのバランスをとる手助けをしてくれます。マクロビオティックでは陰陽どちらにも極端に傾きすぎないほうが良いとされているので、穀物や根菜、豆類などを食材の中心とします。

 

調理法の陰陽

調理法も陰と陽にわけることができます。
サラダなど冷たいもの火をあまり通さないものは陰性。それに対してシチューのように、温かいもの、じっくり煮込むものは陽性と考えられます。その他にも、下記の調理法の陰陽があります。

陰性 陽性
火を少なく使用する 火を多く使用する
時間をかけない 時間をかける
圧力をかけない 圧力をかける
油・水を多くする 油・水を少なくする
酢・甘味料・ハーブ等の陰性の調味料を多くする 塩・醤油・味噌等の陽性の調味料を多くする
土鍋・木製の調理器具を用いる 鉄鍋・金属の調理器具を用いる
野菜を小さめに切る(調理する場合) 野菜を大きめに切る(調理する場合)

 

マクロビオティックと自然のバランス

このような食事法は自然環境とのバランスにおいても関わりが深いことです。例えば、暮らす土地でとれた野菜を積極的につかうことは、その野菜が新鮮でからだに良いだけでなく、野菜の物流に伴い排出されるCO2の削減にもつながります。また、いままで捨てていた皮や葉などもおいしく食べられることは、キッチンからでるごみの減少にもつながります。
マクロビオティックとは「自然と調和をとりながら、健康な暮らしを実現する」という考え方です。
これを参考にしてあまりストイックになりすぎずに、あなたに合ったマクロビオティックライフを楽しんでください。

 

 

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