健康な日を増やしましょう?
4月は環境が変わり、新しいことに挑戦する人も多いかと思います。
季節の変わり目でもあるため、北海道は雪がなくなり春らしくはなりますが、やはりまだ寒さは感じる季節です。
環境が変わることや、季節の変わり目というのは、体調を崩してしまう方が少なくありません。
今回は、体外環境が変わっても健康でいられるためには、どう予防すると良いかお話ししていきます。
◎ホメオスタシスという言葉をご存知ですか?
体外環境は、気温や気圧など、場所・時間によってさまざまに変化します。
その影響は、私たちの体の細胞レベルにまで及びます。
しかし、私たちの体には、体外環境が変化しても体内の環境を一定に保とうとするしくみがあります。
それが「ホメオスタシス(恒常性)」です。
例えば、暑い時は熱を放出するために汗をかきます。寒い時は体温を上げるために体を震えさせます。
免疫系も同じで、免疫が弱すぎると外部病原体により生体自身が侵されてしまいます。免疫機能が亢進しすぎても、アレルギー性疾患や自己免疫疾患を発症する可能性があります。免疫恒常性はこの様なことがないようにある一定のレベルの免疫レベルを維持しています。
これらは全てホメオスタシスの働きです!
気象の変化や周りの環境に自分の体を適応させ、安定した状態を保つため、私たちの体には生まれ持った防御機能が備わっているのです!
◎ホメオスタシスの乱れは不調の原因
ホメオスタシスは「自律神経」「内分泌」「免疫」3つの機能のバランスによって成り立っています。さまざまな外部環境の変化つまり、ストレスによる影響を受けたとしても、この体内環境のバランスを保つことで健康を維持しています。しかし、ストレスにさらされ続けると、ホメオスタシスに過度な負荷がかかります。すると、3つの相互作用が崩れてバランスを失い、さまざまな病気や体の変調を生んでしまいます。
こんな症状がでたらお気をつけ下さい。
□ 疲れやすい、やる気がおきない
□ 首や肩こり、偏頭痛がする
□ 手足がだるい
□ めまい
□ 音に敏感になる
□ 快眠できない
□ 心臓がドキドキする
□ 食欲不振、胃もたれ
□ 下痢
これらの不調は、ストレスがかかっていることを、体がサインを出しているのです。