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ビタミンB群のお話

こんにちは!
今回のブログテーマは、タイトル通り『ビタミンB群』についてです。

みなさんも良く聞くビタミンという栄養素ですが、その中身は13種類もあるのです!

その中でも今回フォーカスするのはビタミンB群と呼ばれるビタミンB1、B2、B6、B12の働きについてです!
(他にもビタミンB群にはナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンというものもありますが長くなるため今回は割愛させて頂きます💦)

ビタミンB1 別名:チアミン
炭水化物の代謝を補助する働きや脳や末梢神経を正常に保つ役割や、皮膚や粘膜の健康維持にも役立っています!
炭水化物、つまり糖質の代謝を補助するという事から、ビタミンB1には「疲労回復」の効果があると言われています!
摂れば摂るほど回復するわけではないですが、不足しない様に摂取することで、疲れにくい状態を維持することが期待できます。

ビタミンB2 別名:リボフラビン
糖質、たんぱく質、脂質の代謝、エネルギー産生に関与する酸化還元酵素の補酵素として働きます。
先に紹介したビタミンB1が糖質の代謝を補助しているのに対して、ビタミンB2は特に脂質の代謝を助け、皮膚や粘膜、髪や爪などの細胞の再生に役立ちます。
「発育のビタミン」とも言われ、発育促進に欠かせない栄養素です!

ビタミンB6 別名:ピリドキシン
ビタミンB6は、食品中のたんぱく質からエネルギー産生したり、筋肉や血液などがつくられたりする時に働いています。 このため、たんぱく質を多くとる人ほどたくさん必要になります。
また、ビタミンB6は女性ホルモンのエストロゲンの代謝に関与して、ホルモンのバランスを整える働きがあります。
更に、赤血球の合成にも役立つため、月経前症候群 (PMS)の症状をやわらげる働きがあるといわれています。
また、妊娠するとタンパク質代謝が促進され、ビタミンB6が欠乏することでつわりが誘発されるという説から「ビタミンB6を補うとつわりが軽減される」という研究もあり、注目されています!

ビタミンB12 別名:コバラミン
「赤いビタミン」とも呼ばれ、血液を作る“造血作用”があるのが特徴です!
正常な赤血球の産生、脳神経および血液細胞など、多数の体内組織の機能や発達を正常に維持するために必要な栄養素です。
また末梢神経を構成する核酸やリン脂質を増加させる役割を持っており、神経を修復する作用もあります。
このことから眼精疲労や肩こり、神経痛の改善も期待でき、「末梢神経のビタミン」とも呼ばれます。

紹介した様に、ビタミンB群だけでこんなにも色んな働きがあるのです!
しかしそのどれもが「水溶性ビタミン」というもので、身体の中の血液などに溶けて身体の中を巡っています。
このことから、尿として排泄されやすい物でもあるために不足には十分に注意が必要です。

一度にたくさん摂るのでは無く、毎日コンスタントに摂っていきたい栄養素ですので、皆さんも心がけてみてはいかがでしょうか!? 

 

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